甘い夢と蜜の夢
□One more kiss.
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「ゲーセン来るのも久しぶりだなあ」
『そうだね…』
「ほら、あっちにあるよ。行こっか」
ツナ君さっきまで嫌がってたのに
急にどうしたの？
「夏果ちゃん？」
『え、あ、うん！大丈夫！』
「……」
『んじゃあ、フレームはこれとこれと…あ、季節限定もあるよ』
「わあ…なんか緊張するなー…」
『ね、これでいい？』
「うん」
『あ、始まる…』
＜もう春だね〜。あっ桜の花びらが降ってきた！！…３・２・１…＞
そういえばツナ君とプリ撮るのって
初めてなんだよね…
私も緊張する〜…！
「わー…なんか色々補修されてるねー」
『最近のプリは大体こんな感じだよっ、あ、次！』
これ、一生の宝物だよ…
『あ、次で最後だよ』
「ほんとだ…」
『ほらツナ君、カメラ見て！！』
もし、これが最後のプリになっても。
私は一生大事にするよ。
＜…３・２・１…＞
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