always


□恋の五歩目
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『…っ///』

「どう?歩くたび刺激されて気持ちいいでしょ?(クス」

『気持ちいいわけ…ない、でしょ…///』

「そう?まあ僕は楽しいけどね」


ぐちゅりとローターをはめ込まれた秘部に意識が奪われていく。

歩くたび外れそうで外れなくて、もどかしい。


「ふ、」

『な、何…?///』

「そんなにイきたい?」


ビクリと肩が震えた。
何もないようなフリをしていても、やっぱりお兄ちゃんにはバレてるみたいで
恥ずかしい…



「ちょっと休憩しようか」

『え?』



ぐいっと手を引かれて行った場所は甘味屋。

しかもそこはお父さんが昔から贔屓にしているお店だった。


…つまりは。




「やっぱり誰の気配もない場所って落ち着くね」

『うん…』

「そんな怖がらなくたってまだ何もしないよ」


まだって…ι



「失礼いたします」


『へぁ!?』


お兄ちゃんの言葉に艶を感じとった瞬間、
スっと開いた襖から着物を着た
このお店の女将さん?らしい人がお茶と頼んだあんみつを持ってきた。


「すみません。驚かせてしまいましたか?」

『いえ…///』

「それではゆっくりお召し上がりくださいまし」



恥ずい!!
めっちゃ恥ず!

あわわと下を向いていると、女将さんはテーブルの上にそれらを置いた後、お兄ちゃんと何かを話して出ていった。




「ほら、夏果食べたら?」

『うん…ていうか、何話してたの?』

「ああ、今日はもうここ以外どこにも出かけるつもりはないから…」


え。

どこにも行かない?

そんな言葉が聞こえたような…


「ここに誰も通さないでって伝えただけだよ(ニヤ」



ああ、聞き間違いじゃなかったらしい。





















そう。この部屋は我が雲雀家専用の離れ。

お店の奥の(一般人はもちろん、普通の使用人すら通れない)廊下を渡ると、時代劇に出てくるような茶室があった。


お店から、そして外からも気づかれないように塀で囲まれた世界に私たちは2人きりになった。


「…夏果、わかってるよね?」

 
私がスプーンを持ったまま微動だにしていなかったら、お兄ちゃんがその手に、熱くなった手を重ねてきた。












ああ、もう、この恋が終わる、

そんな予感がした。

*END*
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