甘い夢と蜜の夢

□王子様のきまぐれ
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幹部の立ち入る部屋に入るなんてとてもじゃないけど気が進まない…。

だけど、言うこと聞かなきゃ殺され兼ねないし。


だけど、紙で指を切るのは何か地味に痛いよね……。

ほんと嫌になる。


ツゥっと指先から赤い雫が流れそうになる。


あ、っと思ったその時。









「んー、まあまあな味だな」





ペろりと血を舐められた。


『べ、ベル様!?何を!?///』


突然の出来事に顔が真っ赤になった。
今までソファーでゲームをしていたベル様が気がついたら私の目の前にいて

切った指から滴る雫……いや、単純に血なんだけど

それを舐められた。


「シシ、お前猿みてぇ。顔真っ赤だぜ。ほらよ」


『はっ!?わ!』

ペシッと投げられた小さな紙。
それは絆創膏だった。


「それ貼りな。んでもってー、とりあえずこれが王子が探してたやつだから」

『あ…ありましたか……てゆーか、あ、ありがとうございます!!υ』


まさかの展開に頭がついていかない。

ベル様が絆創膏くれたり、間違って例の報告書をまた他の報告書に混ぜそうになっていたにも関わらず、何もしてこなかったり。


「んー、礼ならいいからこっち来て」

『は?』


とりあえずベル様が座り直したソファーへと近く。


『っわわ!?υ』


急に腕を引っ張られ前屈みになる体制。

それで

「これからは王子の特別メイドにしてやるよ」

お前、気に入った


イヤラシイ声色で耳元で囁かれた。

答えは……?

*終了*
リアルタイムで管理人が指を切っただけです。んで血を見て、ベルちゃんなら喜びそうだなあ…とか思っただけです。

時間のない管理人の悪あがきでした!


他の小説もなんとか時間見つけて更新しますね(;ω;)!


あ、上のベルへの答えは自由に想像してください!←
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