always


□恋の四歩目
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『ふわああ!疲れたああ!!』

母「来たばっかで疲れたはないでしょ」

『だってお兄ちゃんが…(はっ!υ)』

母「お兄ちゃんが?」

『なんでもないっυ』


家に着いて、ソファに飛び乗った私はお母さんにお兄ちゃんとのことを言いそうになった。

お兄ちゃんはクスッって笑ってる。


むーお兄ちゃんはバレてもいいの?
ダメでしょ?


私は自問自答の後、お兄ちゃんに聞いてみた。


『(もしお母さん達にバレたらどうするの?υ)』

「(夏果が変なこと言ったりしなかったらバレないよ)」

『(思ったんだけど、それはお兄ちゃんが何もしなければ良いんじゃない?)』

「(は?こんなシチュで何もしない訳ないでしょ?)(ニヤ」


なんて兄だ…!

京都に居るのは今日、土曜、日曜の3日。
日曜は帰るから半日かな。


だけど明日はやばい。


何する気は……なんとなく分かるけど、この時は気付かなかった。

お兄ちゃんがまさかあんなことするなんてね。


私が絶句してるとお兄ちゃんはまたクスっと笑い頭を撫でていた。

そしていつの間にかお父さんが帰っていた。
気配ないんだから!


父「本当お前達は仲が良いね。でも恭弥」

恭「何?」

父「シスコンはみっともないよ(ニヤ」


いつから私たちを見てたのかわからないけどもう着替えてて、お兄ちゃんを挑発しだし始めた。

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