always


□恋の四歩目
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*初めての感情*








お兄ちゃんと京都に降り立った後、お父さんとお母さんが待っている改札口へ向かった。


新幹線での情事があって、久しぶりに会えたのに気恥ずかしくてまともに顔が見れなかったの。


そんな私を見てお兄ちゃんはクスッと笑ってた。


『(お兄ちゃんが悪いのにっ)』

「なんか言った?(ニヤ」

『べ、別にっ!フンだっ!』

母「こら、2人とも何やってんの?京都まで来て喧嘩なんてしないの」


ぶー…

これまた久しぶりにお母さんに怒られちゃったよ。

お母さんはお兄ちゃんと私が変わりなく元気なのを見て安心してるみたい。
怒っててもなんだか微笑んでいた。


『お父さん、どっか行くの?』

お父さんはお兄ちゃんみたいで(いや、お兄ちゃんがお父さんに似たのかυ)いつも自分勝手な行動をする。


母「そっちじゃないわよ」
父「わかってる、先行ってて」

『なんだろ…?』

ねぇ、お兄ちゃんとお兄ちゃんを見るとお兄ちゃんはお父さんが行った方を見て


恭「どこにでもチンピラっているんだね」


だって。

なるほど。
お父さんはチンピラを見つけて噛み殺しに行ったらしい。


お兄ちゃんがこうなったのはやっぱりお父さんのせいなんだね。

なんて思いながら私とお兄ちゃんとお母さんは京都の家に向かった。

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