玩具友達

□いつもと違う
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知己は今までの誰よりも、駿輔を渇望している。


「…んふ…っ…あ…ッ…」

キスひとつに翻弄され、思考が霞んできた駿輔を、更に追い詰めるかのように、熱く起き上がった欲望の象徴を、制服の上から、優しく撫で回す、

ただ、それだけなのに、駿輔の体は大きく跳ねた。
「…ふン…」と洩れた声に、知己は意地悪く鼻先で笑う。

「なんつぅ可愛い声で鳴くな?」

だが、キスは止めない。無論中心を弄ぶ行為も止める気はない。


つぅ…と、指先で竿の形を辿ったり、先を軽く摘まんでみたり。

強弱を付けたその動きのいちいちに、駿輔の体はビクンと跳ね、洩れる息は甘さを増した。


すっかり硬度を増し、服の上からも熱を感じ、それに気を良くした知己の舌が、口の蹂躙を止め、顎を、頬を、そして耳まで味わうように辿る。

耳朶を甘咬みしながら、熱い息で囁く。

「もっと触って欲しいだろ?…自分で下…脱げよ」

あ…と、小さくひとつ跳ね、言われた通りに制服に手をかけるが…

「…こ…んな…トコで…やんの…か……よ…」

カァと頬を朱に染め、潤んだ瞳で見上げるが、やはり誰が来るか分からない場所での行為に、羞恥を感じるようだ。


「…じゃ、お前ん家……行く?」
駿輔の瞳を覗き込み、あの、茶の瞳で誘い掛ける。

駿輔は、真っ直ぐに見詰められ、トロンとした瞳を外せないまま、催眠術にかかったように、ゆっつりと小さく頷いた


知己は触れる程度のキスで応えた。





続く







◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



構成の都合で後書きがこんなトコに!

どうも、りむりむです。

玩具友達の第2話お届けします。

なんつぅか、アレだ。やっぱりあたしのエロは温くクドイ。
改めて確認だわ!

元はお題から始めたコレなんですが、そのサイト様が今は解らなくなってしまったという失態です。


次回はガッツリエチィので、ご注意下さい。


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