メタルの話
□5話 面影を重ねて
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「メタル、エアー、お前たちに新しい弟ができたぞ」
「本当ですか、博士」
「・・・・?見当たらないが・・」
「ああ、今、案内する。」
弟ができたと事に喜ぶ兄たちだが、
案内という言葉に少し疑問を持っていた。
「ここじゃ・・・」
案内された場所は、大きな水槽がある部屋だった。
「博士・・・これは・・」
「・・・ボクのお兄さんたちかな・・」
「そうじゃ、バブル・・メタルと、エアーじゃ」
「・・・バブル・・・?」
「見ての通り、新しいナンバー、バブルは水の中でしか生活できんのじゃ」
「?!・・・なんでだ、博士・・・」
エアーは怒り口調でたずねていた。