メタルの話

□7話 恋愛感情★
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「子供扱いするなよ!俺だって・・・。メタルの事・・・」


「俺は、博士のことを恋愛感情で好きなわけではない。
ただ、長く共に暮らしてきて、救いたいと思っているだけだ。
クイックは、まだ生まれて間もない。
だから、お前は、まだ恋愛なんて知らない。」


「・・・・・?なんだよ、知ったような口きいて・・」

「お前を見ていれば分かるさ」

「・・・なんだよ・・じゃあメタルは誰かを好きになったことなんて
あるのかよ!!」


「・・・それは、まだ言わない。」


「は?!」

「クイックに好きな人ができたら、共に話すことにしよう・・」

「・・・何か、バカにされてるみたいで腹立つなぁ・・」

そんなことを話しているとバブルが部屋に入ってきた。
「メタルークイック!外に出かけたいんだけど連れて行ってくれる?!」

「いいぞ、今日はどこへ行こうか?」

「・・・・・・・・」

「えーと・・」

そうだ、知らないままでいい。恋愛感情なんて。
俺たちにそれは必要ない。
だって、俺たちは、戦うために生まれてきたロボだから・・・。

-----------------------------------------------End

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