よろずBook

□携帯獣
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シルゴ 学パロ注意






「体育とかダル過ぎる…」


「単位取らないと留年するぞ」


「ダブりだけはマジ勘弁!」





ゴールドのぼやきにシルバーは冷ややかに返す。だるいだるいと体育の授業(他の授業では受けても寝ている)をサボり続けたせいで単位が危うくなってきたゴールドは、鬼のような形相の体育教師に追いたてられ体育の授業を受けることになった。ただそこはやはりゴールドと言うべきか、真面目に出るときには授業には出ているシルバーも引きずっての参加である。






「今回の授業は水泳を取り止めて、三学年合同で簡易サバイバルゲームをしたいと思う。」





体育教師は一人に二本ずつなつかしの水鉄砲を手渡し、そう宣言した。ルールは単純で、三分の間に各自自由に逃げる。開始の合図と同時に手持ち二本の水鉄砲で自分以外の誰かを濡らすのだ。濡らされた奴はそこで失格、授業終了のチャイムがなるまで濡れずにいた人が勝利となる。ちなみに水鉄砲の水は自由に補充可。その他は自由。
囲み、チーム、騙し討ち、すべてが自由だ。





ルールを聞き終えたゴールドは口許に笑みを浮かべながら水鉄砲を指で回していた。シルバーも水鉄砲の水を確認する。




「シルバーちゃん、コレオレ達が組んだら最強じゃね?」


「お前なら真っ先に俺を狙うと思ってたんだが。」


「さすがにオレ一人じゃレッド先輩やグリーン先輩に勝てねぇもん。」


「…確かに。」



三学年合同と言う事は、あのレッドやグリーンも敵になると言う事だ。夫婦とまで呼ばれる彼らが組まない訳が無い。頭脳と体力に長けた二人に単機で向かっていくのは無謀というものなのは確かだった。







ゲーム開始の笛の音が響く。





「んじゃあ、とりま雑魚を狩るとしますか!」


「おう」





先ほどまでだるいとぼやいていた時とは別人のようにイキイキとした表情をしているゴールドに、シルバーも楽しそうに口許を緩めた。






暴れようじゃないか
(男子達楽しそー)(青春してるってことね!)




end.



■■■■■■■■
ラスボスはグリレ夫婦ですね、はい
グリレはチートな位強いのを希望します!←


てか一日二本ておまっ(ノ∀`)ペチッ
しかもどっちも学パロ…w

シルゴはとても書きやすいんです


2010,07,09 幻灯
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