よろずBook

□携帯獣
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シルゴ 学パロ注意









夏とは、すべからく暑いものである。




「…ふぁふい」




場所は屋上。お茶のパックに刺さったストローをくわえながらゴールドは照りつける日差しを反射する屋上の地を恨めしそうに睨んだ。日陰にいるとはいえ暑いことに変わりはなく、溜まっていく不満は何の違和感もなく隣に座るシルバーに対し向けられることになった。




「シルバーちゃんの髪、暑苦しいんだけど」


「…今はくくってるだろうが、というかさっきから暑い暑いうるさい」




普段は下ろされているシルバーの赤い髪も今は姉から持たされたであろう黒いゴムで一つにまとめられている。汗のせいで張り付いた髪を鬱陶しそうに払うシルバーの姿が妙に様になっていてゴールドは目を細めた。




「元はと言えばシルバーちゃんが悪いんだぜー?」


「何故」


「分かってるくせに」




おモテになって、オニイサン超羨ましーんだけど、と軽口を叩くゴールド。そんなゴールドに呆れた様子のシルバーが口を開く前にゴールドはシルバーの口を塞いだ。




「どうせ暑いんならさ、ダラダラして汗かくより健康的に汗かいた方がいいと思わね?」


「随分な誘い文句だな」


「お前が色っぽいから悪い」


「なんでも俺のせいか」


「うん、だからとっとと責任とってよ」




シルバーのペットボトルが倒れた気がするけど今は気にしない






お前のせいだよ
(暑いのも、熱いのも、全部)




end.



■■■■■■■■
夏じゃぁぁあ!!学パロじゃぁぁシルゴだぁああ

すみません、テンション上がり過ぎました。

シルゴ大好きです、ポケモンはとても萌えますね


ゴールドはキスとかピ──は恥ずかしがらないくせに手繋ぐのとかは真っ赤になりそう、超可愛いよハァハァ


2010,07,09 幻灯
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