*当主の部屋*

□ThePrinceOf☆KNIGHT@
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■3ページ■第一話

「っ…!」
頬に伝わる痛みが…。麻痺してきた。
「(この剣…毒塗ってるのか?)」
冷静に状況を判断していると……やってきた、一人の男。
「(あの時の…触角…。)」

「君?!そこで何してるんだ?!」
「んー、アンタ。蒼の刺客の大石さんだっけ。」
「俺もいるよ〜wへっへーんw」
赤髪の…桃先輩より軽そうなのが出てきた。
今日は初対面の人に良く会う日だ。
「さ、越前君を放してくれるか?」
「大石〜こんな奴に言ったて無駄無駄〜w先手必勝だよ」
「ダメだよ英二。話し合えば分かり合えるはずだよ。」
なんとも噛み合ってない人達…。

「おい、大石さんに菊丸さん。コッチには人質がいるんだぜぇ。」
そう言って、わざと大きく振りながら剣を突きつけた。
「!大石〜。チャッチャとやんないとぉ〜あのオチビがぁ!!」
「くそっ、行くぞ!英二!!」

蒼の刺客で連係プレーが出来るのは彼らしか居ない。って団長から聞いたっけ。
確か…
副団長大石秀一郎と菊丸英二。

「πμγελξφ...行っくよ〜!菊っ丸サンダ〜ww」
赤髪の人が変わった呪文を唱えた後、雷が赤也の周り目掛けて降りて来た。
「こんなのっ!」
赤也は軽い身のこなしで次々振る雷をひょいひょい避けた。
「お〜いしっ!いっけぇ!!!」
「ハァァァァ!!!」
雷が振り荒れるわずかな隙間から大石が細身の剣で突き刺さって来る。
「なっ!あの量の雷を避けて!!しかもあんなスピードで?!無茶苦茶過ぎるゼ!!」
赤也は俺を盾に大石の前に立つ。
ヤバイ、このスピードじゃ俺と赤也は共に刺されてしまう!
「動くな!越前君!!」
っ!
「なっ…」
大石は俺の横をギリギリ何_かで赤也を刺した。あの速さで瞬時にコントロールするなんて…。さすが蒼の刺客の副団長…。

続く...
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