*当主の部屋*

□ThePrinceOf☆KNIGHT
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プロローグU:青春王国編

「越前、今日からお前はココに住んでもらおう。」
眼鏡の男、騎士団長手塚国光に部屋まで案内された。岩に囲まれ蜘蛛の巣の張る2人部屋。この城の地下って……。
「手塚団長。ココの部屋、誰住んでるんっすか?」
「今は、桃城と海堂が住んでいるが、海堂は乾のトコに移動させる。」
?なんか人名出されてもわかんないけど、〔ももしろ〕って人と一緒だと言う事はわかった。
「荷物を置いたら部屋にある武器を一本持ち、城の裏側にある訓練場に来い。」
「武器って何でもイイんっすか?」
「あぁ。任せよう。」
そう言って手塚団長は少し汚れたマントをなびかせ階段を上がって行った。
「勝手に選んでイイって言ったって…使った事無いんだけど;」
目の前にまとめられてる斧や刀。中には見たことの無い物まで…。ムチも有るけど…こんなんで闘う人いるのかよ。
流石にこれ以上突っ込んでもキリが無いと思い、適当に剣を選んで上に行った。

訓練場には若者達が木人相手に様々な武器を使い訓練していた。ここが青春王国騎士団…俺もココに入らなくてはならないのかと思うと...
「めんどくさ」
って言うのか正直な感想だ。
さっさと手塚団長を探すか;そう思っていたら背後から声がした。
「あれ〜僕。迷子になったんでちゅかー?」
「ここは騎士団の訓練場であって、子供の遊び場じゃねーんだよ!」
そう言った瞬間、剣で俺を斬ろうとした。
「あっれ〜?反射神経の良いガキだな。この荒井様の攻撃を避けるなんてw」
こんなの、親父の特訓に比べると遅かった。あの人、ハエを潰す時は本気で…俺も叩かれないように避けてたっけ。
「ねぇ、お兄さん達。なんか様?俺人探してるから暇じゃないんだよね。」
「ふーん。じゃあ合ってる様だな、お前が越前リョーマかw」
「そうだけど。」
「偉く睨んでくるな?まぁ、感謝するんだな俺が上下関係ってやつを教えてやろうとしてんだからよw」
「我ら、荒井・池田・林、三人揃って青の貴公子だ!」
…って事は三人揃わないと貴公子じゃないんだ。
なんて思ってると容赦なく技を仕掛けてくる青の貴公子。避けてばかりも楽しくないので、一発反撃してみるか。と思い右手で剣を持ち力いっぱい荒井に振った。
「うぉ?!」
見事に荒井にヒットしたようで…。
「…大丈夫っすか。」
「て…敵に情けをかけられる覚えはねぇ!!」
…一応見方なんすけど。

そう思ってると、大きな大剣を担いだ男が現れた。
「おいおい、新米虐めは良くねーな良くねーよw」
「も、桃?!」

続く...
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