*当主の部屋*

□ThePrinceOf☆KNIGHT
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プロローグ:青春王国編★

「聞いたか?今日新米がくるってさw」
「知ってる知ってる〜、聞いたところによるとまだガキらしいぜ。」
「なら、俺たちが世界の厳しさってのを教えてやるか。」
「いいね〜荒井w」
「確かそいつの名前って…なんだっけ。えーっと…」

『越前リョーマ』

白く長い廊下、コツコツと音が鳴る…果てしなく果てしなく...
「って、ココ。さっきも来た様な。」
俺、越前リョーマは迷子になっていた。
「は〜、こんな広いなら親父について来てもらうんだった。」
ため息とともに愚痴をこぼしながら歩いていると、大きな扉についた。明らかにゴール地点。この中に国王が居る事は間違いなさそうだった。
そーいや、今って女王が仕切ってるって聞いたな。親父が騎士団長だった時に護衛してたって聞いたな。
って事は軽く”ピー”歳いってるか。
俺はドアを軽くノックして一言。
「越前です入ります。」

ドアの先は予想通り女王竜崎スミレがいた。
後、眼鏡をかけた男…。近寄り互い雰囲気をもっていた。

あれが……現騎士団長。って事か。

「リョーマよく来たね。歓迎するよ。」
女王は俺に挨拶し、微笑んでくれた。
「ありがとう御座います。早速出悪いんっすけど、俺が呼ばれた理由って何なんですか?」
「その喋り方、南次郎そっくりだねぃ。」
南次郎とは俺の親父だ。普段は能天気で青春王国の英雄とは思えない男…。あんなのが父なんて;
「今回お前には青春王国の騎士団に入団してもらうよ。」
「は?」
騎士団に入団?
ただ田舎の隅っこで生きていた俺が?

俺はこのとき言われずとも気付いた…。親父の策略だと...

続く...
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