*当主の部屋*

□ThePrinceOf☆KNIGHTC
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■2ページ■第四章

―立海王国

「こ…これは……」
柳が見つめるモニター。
生命反応が見られるものを察知する機械だった。
「体温によると…一つは中部のもの…手塚を追ってきた青学だろう…。」


「もう一つは…氷帝?」


立海の騎士達は召集をかけられ、不機嫌気分で会議所に集まった。
「なんなっすか〜。昨日はもうドンちゃん騒ぎで…二日酔いっすよ…」
「ほぉ、赤也…お前未成年じゃなかったかのぅ…」
「えぇ〜っと」
「あとでお仕置きが必要でしょう。」
「あぁ〜!!!柳生先輩!!冗談っすよ!!!」
「仁王君。彼の心覗いてくれませんか。」
「らじゃ〜」
「って〜!!!や−めーてーーー」

「全員集まったね……」
「「幸村団長!!!」」
「皆に集まってもらったのには訳がある…柳。」
「あぁ。今回、青学の追跡者が近づいてることがわかった。」
「あ?手塚は勝手に…」
「あぁ、問題はそこではない。」
「ほかに何か?」
「氷帝と思われる者が…」
「何?氷帝〜誰なんっすか〜w」
「たぶん…跡部…またはそのランクの者だろう。」

「君たちには…彼らの排除を願いたい…。」

「「イェッサー!」」


―青学3人


「砂漠って…結構モンスターいるんっすね」
俺達は極力疲れないように、モンスター退治をしていた。
氷帝を待ち伏せするため。
「廃墟とか...そういうトコに多いから。」
「どうりで、森には危険なモンスターがいなかったわけで…」

「…しかし、気配もなんも感じないっすね。」
「当たり前だよ…氷帝のトップクラスさ。気配の無効化など簡単さ。」


―――――――――っ

「いま…何か聞こえませんでした?」
「え?」
「いや〜……、ん?待てよ。」
かすかに…聞こえるこれは...
「銃声」

銃=忍足

「どうやらモンスターに出くわしたみただね。」
「行きますか!不二先輩っ、越前!」

そして、俺達は砂漠の地平線が続く中…かすかな銃声を求めた

続く…
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