*当主の部屋*

□ThePrinceOf☆KNIGHTC
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■1ページ■第四章

「ここは!」
「広い!」
「砂漠!」
「だ!」
「よ!」


「桃先輩?騒いだら体力使いきるっすよ??」
「いや〜だってよ!本物の砂漠見るの初めてだしさ☆」

俺達は森を抜け、立海王国の一歩を踏み入れた。
ここは立海の支配地となっている、立海砂漠…

そのまんまじゃん。
まぁ、俺も見るのは初めてのはずw

「越前、桃。待った。」

「どーしたんっすか、不二先輩。」
「猫だ…これは英二の魔力を餌としている…」
「英二先輩の?」
つまりは、英二先輩の魔力の変わりに、英二先輩に従ってる猫...って事か。
しっかし…
「「全身ピンクの猫って」」
らしいと言えばらしいケド。

「メッセージを預かってるみたい…流すよ」

にゃ〜ん

「おっはよ〜w三人で仲良くやってるかにゃ〜?」「え、英二。そんなに近寄る事ないよ(汗」
「ん?そっかそっかw」
相変わらず…
大石先輩がフォローしてる…。
「こんぐらいかにゃ〜…」
コホンっと一咳
「ついさっき乾が調べた情報なんだけどぉ〜。
どうやら氷帝の跡部と忍足がそっちに向かっているって話しだにゃw
そんでぇ〜そんでぇ〜「代わってもらって良いか?」
「何だよ乾〜しょうがないなぁ〜」
あ、乾先輩にバトンタッチみたいだな。
「久しぶりだな。不二、桃城、越前。
さっそくで悪いが、ちょうどお前らにやってほしい事がある。
さっき菊丸が言ってたが、氷帝の二人がそちらに向かう。
彼らの足止めをしてもらえないか?
氷帝のキャプテンとあの忍足が相手ではお前らでもきついだろう…。
俺が造った新兵器で、俺達はそちらに向かう。
なぁに、女王からの指令は受けてるよ。蒼の刺客全員命令さ。
では、健闘を祈る。」
「ふっじぃ〜桃〜オチビ〜、俺らが来るまで頑張るんだぞぉ!!」
「三人とも、俺達が来るまで持ちこたえてくれ!決して無理はするなよ。」
「おい、桃城、越前…ヘマこくんじゃねーよ……」
「バーニングで燃えろ〜〜〜!!!」
  
  ブチッ

「ふふ…、応援メッセージだね。」
「懐かしいっすねー。青学がw」
「っす。」
「しかし……氷帝…跡部か。」

氷帝の頂点に立つ男…跡部景吾。
その右腕、銃使い忍足侑士…。
「強いっすか」
「あぁ、間違いなく今まで最強だ。」
「僕らの技が利くかどうか…。」

「大丈夫っすよ。」
桃先輩と不二先輩が驚いたようにコチラを見る。
「だって…俺達には手塚団長を追いかけるって言う役目があるんっすから。」

ふっと笑う不二先輩
「そうだね…越前」
元気な笑顔に戻る桃先輩
「おう!頑張ろうぜ〜!!!」

俺達には目的がある…。
跡部景吾…。待ってろ。




続く…
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