*当主の部屋*
□ThePrinceOf☆KNIGHTB
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■1ページ■第三章
「っあ…もう……無理だ…」
「なんや、大口たたいといて…案外もろいんやな」
…
「おい。てめぇ…」
「なんや?」
バゴ――――ん★三゜。(゜Д(○三(>▽<)○
「オレ様3日間走らせて…てめぇーは何様だ!!!!!!」
森に潜むは氷帝を抜け出した跡部と忍足。
「なんや、景ちゃんw(鼻血つき)」
「なんだ最後の”w”は。」
「(笑)って意味や」
「キモいんだよ。オタク。」
「何ゆーとんのや。これ見てる人に謝れ。」
「は?」
「見とる人の大半がオタクやで。」
はぁ…と大きなため息をつき、跡部は近くの岩に座った。
「…命が狙われとるんや。わかっとるん?」
「十分わかってる。鼻血出したまま近づくな。」
「さっきも、近くに氷帝の馬車がはしっとったな。」
「…」
「あれ、鳳と宍戸が乗っとった。」
「なぁ、忍足。」
「?」
「いつになったら…俺は戻れるんだろうか。」
「跡部…。」
「寂しいんか…安心しなや、俺がずっとそばにおるん」
「忍足……っ」
「「ってめぇぇぇぇぇ!!!!雰囲気に任せてキスしてんじゃねぇぇぇよ!!!!!!!」」
こうして…忍足の血は止まることが無かった...
=一方青学追跡メンバー=
「さて、もうそろそろなんだけどな…」
「不二先輩ぃ〜。俺もう死にますよー」
「俺もっす…」
俺たち3人は再び立海王国を目指し、森の中をかけていった。
しかし…俺たちは大事なものを落としてしまったのだ…。
「「不二先輩〜〜〜〜〜早く水ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」」
「桃先輩!なんであそこで水の入った水筒こぼすのさ?!」
「しょーがねーだろっ!もとはと言えば越前っお前が早朝から剣振ってたから…あたっちまったんだろーが!」
「なっ…剣の稽古してなにが悪いんっすか?」
ゴンっ×2
「「いたっ」」
「二人とも、喋ったら喉かわくだろう」
「「はい…」」
不二先輩の杖の衝撃で頭がまだクラクラする…。
ん?
…杖?
「不二先輩。水系の魔法使えないんっすか?」
「あ、ナイスだ越前w」
「んー…結界術ならなんとか」
「なんでもいーんで水だしてくださいよ!!」
「それが…発動しないんだ。」
は?
それって…
「ここ一帯が何者かの結界により…魔法無力化してるんだ」
「そんなこと出来るのって?!」
「ルドルフの聖者か、上位クラスの術師だね。」
「な、なんのために。」
「僕の力を無効化して…倒すためじゃないのかな?」
「ねぇ?観月くん。」
そう言うと。
ゾンビやらキメラやら、気味の悪い魔物が現れた…。
「もももも…桃先輩!」
「こここ、怖くなんてねーぞ。」
「なななな何言ってんっすか。足…震えててててるっすよおお」
「お、おおおおお前こそがたがたがたtががたがgdgsg」
「「助けてぇぇぇぇぇ!!!!!」」
「んふっ。よくわかりましたね。不二周助…。」
続く…