小説部屋
□暇潰し(兵藤+黒服)
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和尊「今日、お前達を集っめたのは他でもないっ…」
その日黒服達率いる一条利根川達は兵藤和尊の事務所に集められていた。
黒服達「ざわ…」
和尊「わたちっが考えた拍手っゲームをしてもらう為だ」
黒服達「……」
一条「拍手ゲームですか?」
和尊「そうだ。拍手ゲームだっ…至ってルールは簡単。わたちが拍手と言ったらお前達が拍手するっ…それ以外はしないこと。これだけだっ」
利根川「……暇人が……」
ボソリと呟く
和尊「(ニヤ〜リ)何か言ったか利根川」
そう…これは、利根川が言うように兵藤和尊が暇故に考えだした言わば暇潰しの為のゲーム!!単なる暇つぶしゲームなのだ。(ナレーション)
利根川「い…いえ何も」
和尊「そうかっ…なら始めるぞ」
黒服達…一条…利根川が拍手が出来る体制に構えた
和尊「拍手」
一同「ぱちぱちぱち」
和尊「はくしゅ…」
一同「ぱちぱちぱち」
和尊「は…くちゅん」
黒服A「ぱちぱち…あっ」
黒服B「馬鹿…」
一同「ざわ」
和尊「そこのお前。ミスしたっ…」
黒服A「は…はい。す…すみません(焦り/汗)」
和尊「後、そこのお前…馬鹿っていったっ」
黒服B「申し訳ありません…(汗)」
和尊「お前達2人のミスは黒服全員のミスだっ…クッ〜クックックッ」
一同「ざわざわ」
和尊「全員地下行き。沈みに還れ」
利根川「兵藤様…お言葉ですが全員を地下に送ってしまいますと周りの世話をするものがいなくなってしまいます。何人かは残しておいたほうが……」
和尊「おお…よく気がついたっ。利根川」
ニンマリと厭な笑いだ
利根川「はあ…」
和尊「ならばお前が代わりに沈みに還るか?」
利根川「いや、私は……離せ…」
黒服達は迷わず利根川を連れ去った。
和尊「使えぬ男っ」
ニヤニヤ笑いながら満足げに兵藤和尊は部屋を出いき…このバカバカしいともいえる拍手ゲームは幕を閉じたのだった。
一条「ふっ。馬鹿ですね…余計なことを言わなければ貴方は助かっていたものを。まあ、貴方が消えてくれたお陰で私がまたこの城の王になる日が近づきましたけど」
ふっふっふっふっと一条の高笑いだけが部屋に響いていた…
終わり
次は後がき