小説部屋
□ブーケ(老赤*銀編 /越境)
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赤 「よう。」
銀「よう。こんな所に呼び出してすまねえ」
赤「いんや…構わねえよ」
銀「なんせ森田がこの近くの居酒屋で美味い店があるからどうしてもこいっつーからよ。(ニヤリ)」
赤「それだけじゃあんめ?わざわざ俺が出もしねえってわかってる携帯に何百回も嫌がらせ電話してきてまで誘いたかった理由はよ(クックッ)」
銀「別にそんなんじゃねえよ。ただ居酒屋つうやつは人数が多いほうが楽しいから誘っただけだぜ。深い意味はねえな」
赤「ふーん…おっと」
銀「なんだ…」
赤「空からなんか振ってきた」
銀「それは…ブーケじゃねえか。クックッいいもん貰ったな」
赤「なんだ天から振ってきたわけじゃねえんかい」
銀「あたりめえだろうが…あの花嫁さんが投げたんだろう」
みれば目の前は教会…花嫁が後ろを向きブーケを投げた後振り返り幸せそうな笑顔を見せている
赤「そうかい…俺は神に愛されてっからな。空から降ってきたのかと思ったぜ。まあ、俺には関係ねえもんだ…おめえさんにやるは。ほらよ」
ブーケを投げそれを銀ニが受け取る
銀「……まったく……」
ポケットに手を入れ歩き出す赤木
銀「そっちじゃねえよ」
赤「ああ…」
二人は居酒屋に向かい歩き出した
END