小説部屋
□ブーケ(森*カイ編 越境)
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森田 「カイジ君遅くなってごめん」
カイジ「………」
森田「ん?どうしたの?」
カイジ「今、こんなもんとっちまったんだけど」
森田「ああ…ブーケ(にっこり)」
カイジ「どうするか悩んでたんだ」
森田「んーまあ、あって困るもんではないと思うけど、今から飲みに行くのに萎れたら可愛そうだし」
カイジ「だろう…俺もそう思ってたんだよな」
森田「あ!!カイジ君」
カイジ「ん?ああ!!」
二人の視線の先こちらをじっと見てる女の人を見つけ二人頷き
カイジ「あの…これよかったら貰ってくれませんか…俺達が持ってても…」
言葉が続けられず森田のほうをちらっと見て助けを求め
森田「俺達、今から飲みに行くのに持ってたら萎れちゃうんでもしよかったら貰ってくれませんか?(ニッ)」
女の人「(驚)え…いいの?」
森田「ええ。貰ってもらえたほうが俺達も助かるし花束もそのほうが喜ぶと思いますし」
女の人はふふッと笑い嬉しそうにブーケを受け取れば有難うと言って去っていった。
カイジ「で、何処に飲みに行く」
森田「ああ、それなんだけどね?この近くにいい居酒屋をみつけたんだよ?そこで良いかな」
カイジ「俺は何処でもいいぜ。」
森田「じゃ決まり。後言いにくいんだけど…2人でっていってたんだけど銀さんも行くって言い出して…」
カイジ「え…別に俺はいいけど?奢ってもらえるなら(ごにょごにょ)」
森田「それならよかった(ほっ)じゃあ行こうか」
カイジ「ああ(ニッ)」
END