小説部屋
□ブーケ（安*巽編）
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安 「…何で調査の場所が教会かねえ…全く結婚式までご丁寧に入ってらあ…終わるまで待つしかねえか」
巽「だな…」
安「しっかし…俺達場違いだよな…こういう場所はよ」
巽「確かに悪党には似わねえ場所だな。フッ」
安「お…花嫁と花婿の登場だ…まあ、こういうの見るのは悪くねえけど。ん？」
達「………」
安「あーははは。いいもん貰ったじゃねえか。巽」
巽「悪党には似合わねえよ」
安達「………」
悪党どもの視線の先小さな女の子がこちらをじっと見つめていた。フッと笑えば二人して頷く
巽「お嬢ちゃん。これあげるよ」
女の子「オジチャンいいの？」
安「ああ、いいよ。これは未来の花嫁さんがもったほうが似合うからな」
女の子「有難うオジチャン」
女の子はブーケを受け取り手を振りながら嬉しそうに走り去っていく
安「あの子近い将来美人になるぜ。しっかしオジチャンだってよ巽…くっははは…」
巽「うるせえ…お前だってオジチャンだろう。しかもロリコンが」
安「なんだと…」
巽「そろそろ仕事にとりかかるか」
安「ああ…そうだな。後で覚えてろよ…」
無視して歩き出した巽を後ろから追いかける安さんだった…
End