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□アイニィドュ(巽*安)
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深夜2時過ぎ家のチャイムが何十回と鳴り夢の中にいた安田は起こされた。


「誰だよ…たくこんな時間に…」


ベットから起き上がりパジャマのまま玄関へ向かいツッカケを履きドアを開ければ


「安さ〜ん」


巽がいきなり倒れ込むように抱き着いて来た


「う白F…お前酒臭え……」


「安さん今晩は」


巽はサングラスをかけていないせいかいつもと違う感じだ。そんな巽に顔を近づけられニヤ〜と笑われる


「今晩はじゃねえよ。巽、今何時だと思ってんだ。お前らしくもない」



「安さん…俺らしいって何だ…俺ってどんな風に見えてんだ」


「あー悪かった。巽はどんなであれ巽だよな。俺が変なこと言たな。んわかったから寝ろ…な巽。ベット貸してやっから」


酔っ払いのざれごとに付き合ってたら長くなると思い適当に話しを打ち切った


「わかった。寝る」


案外素直でホッとし抱き着かれたまま巽を寝室まで運びベットへと転がした。


「上着来たままじゃ寝苦しいだろう。ほらネクタイも外してやっから…」


忙しく動きながら手際よく巽の上着やネクタイを外していればいきなり首に腕を回され体制を崩し巽の上へと倒れこんだ


「何すんだ巽…あぶねえだろ…全く」


起き上がろうとすれば体が反転しベットへと沈む


「ちょ煤v


驚いていれば巽が上から覗き込んでいて


「好きだ安さん…キスしたい」


「はあ?お前なに…」


いい終わらないうちに唇を合わせられ軽く口づけされ言葉を失った。そのまま唇が首筋に這い軽く吸い上げられ思わず巽の頭をバチコーンと叩けばいい音が部屋に響いく


「痛っ」といいながら巽は頭を抱えて丸くなっている。そんな巽を見てため息を吐きながら


「いきなり変なことするからじゃねえか。全く。俺は女じゃねえってえの」


ぼそりといい巽を見れば涙目で…


「安さんが女じゃねえことぐらい知ってるよ」


といいながら起き上がりこちらを見ているものだから

「すまねぇ…ちょっと思いきり叩きすぎた…タンコブ出来てねえか」


頭を撫でればその手を振り払われ…


「だからすまなかった…て…」


罰が悪そうに謝り再度、大丈夫か?と頭を撫でようとすれば今度は腕を捕まれた

「前から出会った頃からあんたを、安さんをずっと好きで抱きたいと思ってた…だから今日全てを終わらせようと思ってここに来た」

「は?巽…言ってる意味がよくわからねえ」


冷水状態の相手に聞いても無駄かと半ば諦めながらも聞かずにはいられず聞いてはみたものの…いきなり押し倒され軋んだベットにまたも身が沈む


「ばっ…巽…少し冷静になれってえの」


焦りながら腕を巽から離そうともがくも巽はかなり本気らしく力づくで阻止され手を頭上で固定されれば先ほど外してやった巽のネクタイで手首をぐるぐる巻きにされた


「大丈夫だ。優しくしてやるから」


「優しくとかそうゆう問題じゃねえから…。な巽考え直せ。ほら、今ならまだ間に合うぞ…間違え起こす前に…やめたほうが…抱くなら女にしといたほうが懸命だろう」


そこは元刑事だけに説得しているように見えるが内心はそうでもなく…心臓バクバクの状態で言っているだけに支離滅裂…


「…っ…ん……」


そんなことを言っていれば、いきなり荒く口付けされた

「酔っ払い…いい加減にしろよ…頼むから」


暴れてみるも、はがめられている手元は解けない…パジャマのズホンに手がかかったかっ思えば下着ごと脱がされた

「ちょ…」


外気に肌が曝されぶるりと体が奮える。まだ興奮していないペニスを掴まれればゆっくり扱かれはじめ、指が肛門に宛がわれ中に入り滑りこんできた


「ぐっ…いっ…痛てえ。た…つ……本当にお前どうしちまった…んだ……強姦猥褻容疑及び監禁罪は重いんだぞ」


濡れていないそこは指を受け付けるはずもなく抜き差しされる度にギチギチと痛みが走る…


「別にそんなの関係ねえよ」


もう何を言っても無駄か…とギュッと目をつぶり堪えながら半ば諦め


「た…つ…もう、解ったから…や…はっ…痛てえって…優しく…するんじゃ…なかったのか…」


些細な抵抗としりながらも顔を左右に振りながら言えばいきなり指が抜かれホッとした

「痛てえか…やっぱり…でも安心したよ…」

巽の言葉に目をうっすら開け顔をしかめ巽を見…


「…はぁ…?何が……」

と問えばズボンに手を入れ何かを探しているらしい…巽の体が足の間に割って入ってきて相手の足が自分の腰を浮かせる形になっていた


「あんたが…男に抱かれた形跡がなくてよかった」


「何いってんだ巽…んなの当たり前だろ…俺は女が好きなんだよ…男は好きじゃねえ…つうか…ホモじゃねえつうの……」


浮いた尻を摩られれば尻の割れ目にぬるりとしたものがあてがわ…気持ち悪さに腰を捻れば指が肛門の入口を撫でている


「何…」


言いかけた時また指が内壁を割り開き中へと侵入してくる…


「ただのローションだ。こういうのは眉薬が入ってるからすぐによくなると思うぜ」


ローションのせいか先ほどよりはスムーズに指が入りこんだ。そのまま容赦なく指の抜き差しが繰り返えされ内壁がヒクツキ指を締め付ける…それでも指の動きは止まらず寧ろ2本3本と増えていた


「う…っ…あ………」

体をシナらせる度縛られている腕がが軋み痛みが走る…ローションのせいか、体が熱をおび汗がじっとりと滲んみシーツをしっとりと濡らしていく…一物は中途半端に摩られ膨脹し密を垂れなしていた


「んっ…は…やだ…た…つ…み」


指がばらばらに動きながら抜き差しされ時折良い所を突かれるたび慣れてきたのか体がびくびくとのけ反りながら反応を示す…呼吸もままならない位に上がり熱い吐息となれば…名前を呼ぶのが精一杯の状態まで追い詰められていた…そんな状況を悟り巽が自分のズボンのジッパーに手をかけ自身を取り出し口に加えていた袋が起用に破かれ自身に付けている様子伺えた…指が抜かれ思わず息を飲む


「指よりは痛いかもしれねえけど力抜いて我慢してくれよ」


両足を広げるように持ち上げられ巽の肩に乗せられれば肛門に巽のペニスを宛がわれ最奥目掛けて一気に貫かれた


「いヾ…あ゛あぁ…」


声にならない悲鳴が上がり体が強張る… …


「力ぬいてくれ…動けねえから」


足から手が離れるも、もうその体制のまま動く事が出来ずにいればいきなりペニスを捕まれギュッと握り込まれれた。意識がそこに集中し少し体の力が抜ければ腰を捕まれゆるゆると腰の律動が開始される


「巽…もう…逃げねえから…手解いて…くれ……」


その言葉に無言のまま手を縛りつけていたネクタイが外された


「あ…っふっ…」


ローションとゴムに着いているゼリー状のものが滑りを良くし律動が激しくなる……巽のペニスがいっそう膨脹し締め付けている内壁やら内蔵付近を掻き回しなが腰を何度もグラインドウされた…ローションに含まれている眉薬のせいか頭がぐらぐらして堪えられなくなり


「やばい…もう…」


巽の腕を掴み爪をたてれば無意識に自分も動きに合わせるように腰を振りだしていた…巽に達したいと悲願し掴んだ腕に力をこめれば爪が腕に食い込んでいる…一度大きく腰を引かれ一気最奥まで突かれた


「うっ…は……あぁあ…」


巽のペニスを内壁がきつく締め付けながら悲鳴のような声を上げれば膨脹し天を仰いで密を垂れ流していたペニスから勢いよく白濁りの液が吐き出され相手の服を汚してしていく。巽もまたきつく締め付けられ「うっ…」と短いうめき声をあげゴム越しに安田の中で精液を吐き出し果てズルリと自分のペニスを抜けば安田の隣で横になった。2人の荒い呼吸と異様な匂いが暫くの間部屋に立ち込めていた……安田がその沈黙を解くように巽に話しかける


「なんだって…こんなことした…」


呼吸を整えながら冷静に


「言ったじゃねえか…好きだったからだよ。安さんを…前から俺の物にしたかった…もう我慢も限界で女を何人も代用して抱いてみたけど…駄目だった」


巽の声は少し震えていて…その場から立ち上がると自身に着いているゴムを外し起用に縛ばりごみ箱に投げ捨て身なりを整えドアの前に立っている


「すまなかったな…もうあんたの前には現れねえから…安心してくれ…」


そんな言葉が吐き出され「はあ…」と深い溜息を吐いてしまう…


「たつみ…薄々は気付いてた…お前の気持ちは…」


怠く動けない体をなんとか起こし巽を見ればドアノブに手をかけた巽が驚いたようにこちらを見ている…


「俺を誰だと思ってんだ…元警視庁の刑事だぞ。まあ、なんだ…巽がここまで思い詰めてて、こんな形で告白されるとは思ってなかったけどよ…それに、ちゃんと告られてもお前の気持ちに応えられたかどうか…」


苦笑いし相手を見つめ


「ま、こうなっちまっらしかたねえ…なんつうか…あれだ巽…INeedyouだろう…」

フッと笑い相手を見れば呆気に取られて聞いていた巽がフッと笑い返してきた


「確かに。で、安さんはどうなんだ…」


「さあな…今後のお前次第じゃねえか?まあ今の所INeedyouか…」

ニヤニヤし


「とりあえずはこの状況何とかしてくれ…あちこち痛くて動けやしねえ…」


チッと舌打ちすれば…いきなり抱き上げられた


「うヾ…流石にお姫様抱っこはありえねえだろ…俺じゃ…」


苦笑いするも抱き上げている方は楽しそうだ

「安さんが言ったんだぜ何とかしろって、で風呂にでも入るか」


ニヤニヤ笑いながら風呂に向かう巽

「風呂なんて頼んでねえよ…下ろせ…巽…下ろせ」


暴れだせば落ちそうになり「おっおと…」首にしがみつく


「今さら恥ずかしがることないだろう。安さん(ニヤリ)今はINeedyouだもんな」


そんな楽しそうな相手を見て言わなきゃよかったと後悔していれば

「愛してるぜ安さん…」


にやけ顔で改めて言われ今の状況に恥ずかしくなり「馬鹿が…」ぼそりと言い大人しく風呂場に連れていかれる安田だった。


end
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