リクエスト小説の部屋

□ゼオンとブラゴの仁義なき戦い?
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この物語は、キリ板小説「魔界と人間界をつなぐ絆〜この笑顔が消えぬように〜」のその後のリクエストがありましたので先に「魔界と人間界をつなぐ絆〜この笑顔が消えぬように〜」を読むことをお勧めします。















パーティーは順調に進み、いつの間にかグループが出来ていた。

パートナーグループと魔物グループだ。

パートナーグループは専ら清麿と恵の話題で盛り上がり2人は赤面、魔物グループはアポロが持ってきたトランプで盛り上がっていた。

しかも存在自体がいかついブラゴやゼオン、テッドが律儀に胡座をかきババヌキをしてるのは滑稽だ。


「……おい、てめぇスペードの8持ってるだろ。」

「ゼオン。残念だが俺のスペードの8はお前では引けない。」
「言ってろ!ブラゴてめぇの泣き顔はきっちりと拝ませてもらう!」


ジョーカー召還

「しまったあぁぁぁぁ!!!」
「ふん。そんなに過信するからダメなんだ。……おい!リーゼントばかり前に出してないでトランプを出せ!そして早く引かせろ。」

「なっ!てめぇ俺の命(ヘアー)をバカにしたな!」

「ふん。知ったことか。これをもらう。……あと2枚だ。」


「ヌゥ…あの3人仲が良いのう。」

「あれが仲良くに見える?ガッシュ。」

ちなみにあの告白以降ティオに羞恥心が無くなったのかトランプが始まってからずっとガッシュに寄り添っていた。

「……2人共大胆だよ。」

「メルメルメ〜…。」

その隣で居心地悪そうに桃色エリアから離れてトランプをしているキャンチョメとウマゴンが呟いた。




それから一番にガッシュが上がり、次いでティオ、テッド、ウマゴン、キッド、キャンチョメが上がり残すはブラゴとゼオンのみとなった。


ちなみにブラゴとゼオンの手札は、



ブラゴ…スペードの8 ハートのA

ゼオン…ジョーカー ハートのA スペードの8


「ゼオンよ…。雷の雷帝ともあろう奴がトランプごときまともに勝てんとはな…。」

「なっ!……言いだろう。ならこれだ!」


スペードの8

「よし!さあジョーカーを引け!」

「ふん!引けと言われて引くバカがいるわけ………」


ジョーカー再来
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