キリ番小説(全統一)
□ちゃかされて…
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するといきなり何を閃いたのかサンビームが両手をパンッと叩いた。
「清麿、恵。もしや戦いという状況下で私達にバレてしまったらチームワークが崩れてしまうとか思っていないか?」
「「!!!」」
図星 ドンピシャリ そんな言葉が似合うかのようなサンビームの言葉に2人はまるで心を読まれたかというぐらいに驚いた。
「ハッハッハッ!清麿に恵!そんな理由でチームワークが崩れるわけがないだろ!」
「うん!フォルゴレの言う通りさ!」
「清麿と恵が付き合ってるからってそんなこと起こるわけないでしょ?」
フォルゴレ、キャンチョメ、ティオが言葉を並べる。
「………本当か?」
「当たり前だ。清麿、恋をするということは同時に護るものも生まれる。恋は戦いにとって一番の力なんだ。」
ウマゴンのお腹をワシャワシャとさすりながらキザなセリフを吐くサンビーム。
普段の清麿なら突っ込んでいるのだが、今回は違った。
「……恵さん」
「…うん。」
「今まで隠して済まなかった。もっと仲間を信用しないとな。」
やっと素直になった2人に仲間は喜び爆発させた。
生死の間に立たされていることなど忘れて……
結局、仲間に真実を打ち明けてもフォルゴレやサンビームにからかわれる清麿と恵。
しかし、そんな2人の表情は一点の曇りもない笑顔だった……………。
お わ り