キリ番小説(全統一)

□初めての文化祭デート♪
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「よし!気分を変えて行くか!」

「うん♪」


そして、先ほどとは違いお互いに手を握りあって次ぎなる教室に向かった。











旧校舎 写真部部室


「はーい、もう少し寄り添ってー。」


「「///」」

「大海さん、もっと自然に」


「はい、行きますよー」


パシャ











3F 3年6組 占い屋


「ふむ…相思相愛ですな…」

「「へっ?///」」

「それも今世紀最大級の相思相愛です。2人の愛が途切れることは未来永劫ないでしょう。」

「「〜〜///」」













校庭 休憩所(芝生)


占い屋での一件ですっかり気疲れした2人は休憩所として指定されている芝生に来ていた。


「なんか疲れたね…」

「ああ…あの占い師の生徒俺たちが付き合ってるの知ってるのかな?」

「あはは…でも、嬉しかったかな…。」

「どうして?」

「だって、未来永劫の相思相愛だって言わたんだよ?…アイドルと一般生徒との恋愛が難しいのは解るのに…」


ふと、清麿は空を見上げた。

綺麗な夕焼けに染まる空は雲までも幻想的に映しだし、校舎やグラウンドを綺麗に染めていた。


「そうだな。やっぱり俺たちは最高のカップルなんだよ。幾多の困難をくぐり抜けたからこそこの愛は消えない。」

「…うん///」

周りでは既に片付けが始まっており生徒たちはせっせと設営したテントやらを畳んでいた。

気づけば芝生にいた一般客も見当たらず清麿と恵しか残っていなかった。


「…ねぇ、清麿くん。」

「ん?」

「楽しかった?」

「当たり前だろ?」

即答だった。 いや、それ以外の言葉など見つからない。

「高校の文化祭ってありきたりなものだって思ってたけど、恵さんと回れて時間があっという間に過ぎたよ。ありがとう恵さん。」

「ううん///喜んでくれて私も嬉しいよ。」

「恵さん…」

「清麿くん…」

恋仲になってからキスなどほとんどしていない2人だが、文化祭という雰囲気に酔ったのかでちらともなくキスをした。



2人の愛は未来永劫。

それは決して切れることのない存在。


それを2人は文化祭を通して実感した。



夕焼け空が闇に包まれ星星が姿を現す。

それはまさに2人の愛を祝福してるかのようだった。






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