キリ番小説(全統一)
□後悔はしたくないから…
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「今さっきだけど、何度呼んでも気付かないし。」
「ご、ごめん…。」
「まぁ、いいや。遅刻した俺も悪いんだし。ところで何考えてたの?顔赤いよ?」
「へ?え?いやちょっとね!アハハハッ!」
ふぅ。熱斗のこと考えてたのなんて言えるわけないじゃない。
「ふぅん。まぁいいや。さっ帰ろうぜ。」
「うん。」
本当に熱斗と帰るの久し振り。小学生の時は毎日一緒に帰ってたのに………クス。
「あのさぁ、メイルちゃん。大事な話があるんだけどいいかな。」
「うん。いいよ。」
なんだろ大事な話って。
「俺、高校でたら研究所に入ろうと思うんだ。」
「へぇ〜スゴいじゃない。」
やっぱり…
「それでさ、もう研究所に入れるんだけど、一つ俺の中で決めていたことがあるんだ。」
「な、なに?」
サヨナラなんて言わないでよ!