SO3 NOVEL

□雪のなか
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僕はそっと彼女を後ろから抱き締めた‥。


彼女はびっくりしたように振り向いた。



「フェイト!?」


「一緒に帰ってもかまいませんかお姫さま‥。」



ソフィアは顔が真っ赤に染まっていた。





寒い雪のなかで彼女を暖めながら帰りたい。










学校の疲れを彼女で癒されたい…‥






―このまま彼女とずっと‥一生こうしていたい‥そのためにも僕はおまえを守るから―






この雪のなかで僕は彼女の手の甲にキスをして誓った。










END

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