SO3 NOVEL
□雪のなか
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放課後‥
「お疲れラインゴット!!!」
友達が手を振る。
「あぁ‥」
僕も手を振りながら窓をみた。
雪がちらついている。
外は凄く寒そうだ。
―さて‥委員会の仕事も終わったし‥帰るか‥!!!―
とカバンをもった矢先に‥
「委員長!!先生が呼んでますよ!!!!」
と副委員長が呼んだ。
「はぁ?」
こんな学校の閉まる時間に呼び出しなんて‥
ついていない‥
何事かと教務室へ行けば、ただの資料整理‥
終わったのが閉校ギリギリ…‥
学生はほとんど部活帰りの人でいっぱいだ。
―部活は行けなかったし、帰りは混んでるし、おまけに資料整理ときた‥今日はついてないなー‥
と思いながら校門へ歩いていく。
そして校門を出る時、校門の前に一人女の子がいた。
彼女だった‥
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