SO3 NOVEL

□コスプレイヤーな人達
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「急にどうしたの?フェイト。」


フェイトの彼女、ソフィアが頭にハテナマークを浮かべながら聞いた。


「僕はね、この美貌と強さですばらしい技が出来るんじゃないかと思ったんだ☆」


話ながら、本人はカッコイイと思うらしいポーズをとっていた。


「は?」


その周りにいた、仲間全員が固まった。


「あら?とうとう壊れたのかしら。」


その中で一番冷静なマリアが、本を読みながら無関心そうに呟いた。


「急にどーしたんだ?フェイトの奴。」


「さぁ‥わかりませんね。変なものでも食べたのでしょうか?」


「変なモンスターに魔法かけられたとか‥。」




さまざまな議論が飛びかう中、誰も彼を助けようとする手立ては考えなかった。

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